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子どもを守れる大人になりたい by 龍coach

子育てCOACHの龍 麻里です。

 

一年で最も寒い季節を迎え

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 

西日本は、平年より暖かい冬のようで

私は、星空を見上げる時間が

増えています。

 

 

私は、子どもたちと

関わる仕事をしています。

 

子どもたちが、道に迷うとき、

どんな大人と出会ってきたのか

どれだけ、良識ある大人と

出会ってきたのかで、

子どもたちの未来が

変わると信じています。

 

 

「常識」は、国や時代

世代などで異なります。

 

「良識」は、どんな時代であっても

国や年齢など関係なく

それらを越えた

次元の高い生き方や

あり方のことだと思っています。

 

子どもたちは、大人との関わりを通じて

人としての生き方、あり方を

学んでいます。

 

 

 

最近、こんなことがありました。

 

 

 

放課後等デイサービスを利用している

親子が、コンテストに

出れないかも  しれないと

相談にやってきました。

 

 

どんなコンテストかと言うと

小、中学生が

自分の思いを伝える

スピーチコンテストです。

 

A子さんは

自分のために

そして、同じ障害で

いじめに遭っている

仲間のために

自分の思いを  伝えたいと

意欲的に  取り組んでいたところ……

 

 

 

心無い大人の言葉に

押し潰されそうになっていました。

 

 

 

「発達障害だと  告白したら

あなたが学校で  いじめに遭うのよ

どうするの?」

「それに……」(つらい言葉が続く)

 

 

 

「はい、大丈夫です。」

 

 

 

 

来る日も

来る日も

同じ質問をされ

 

 

とうとう、泣きながら

相談にやって来たのです。

 

 

A子さんは

エントリの連絡を受けてから

この2ヶ月間

原稿を書くため

発達障害を持つ自分と

向き合ってきました。

 

 

知らず知らず

人に嫌な思いをさせてしまうこと。

 

努力が足りないと

誤解されてしまうこと。

 

教室に入れないことを

怠けだと言われてしまうこと。

 

見えない努力をしていること。

 

溢れ出る思いを

自分の言葉で伝えたいから

スピーチ練習を  手伝ってほしいと

私に依頼してきました。

 

 

A子さんの  途中で投げ出してしまう

弱さを

私は知っています。

 

 

だからこそ、A子さんの苦手を

とことん助けました。

 

お願いをしたら

大人は本気で  助けてくれる

そんな体験をしてほしかったのです。

 

A子さんの強みである

表現したい情熱が

大きく大きく  膨らんでいきました。

 

 

 

(ここまで頑張ってきたのに)

 

 

(まさかの展開)

 

 

 

(こんなことで  潰しちゃいけない。)

 

 

 

 

お母さんは、こう言いました。

 

 

「自分で決めたことだから

何を言われても

負けない子だと信じています。

やり遂げさせたいだけなんです。

いじめは、すでに  たくさん

経験しているんです。」

 

 

A子さんは、涙声で

私にこう言いました。

 

 

「うちは、何を言われても負けんよ。

じゃけどね、

大人が  そばにおるのに

いじめに遭っても

助けないと  前もって

言っているのと同じじゃん!

こんなんじゃけん、

こんなんじゃけん、

大人はみんな、信じられんのんよ。」

 

 

(あら、あら

その言い方でよかったのかなぁ?

大人の中には、信じられない人はいる、

だったよね。

応援している大人もいるじゃん。

言葉をどう使うのか

大事だって学んだよね。)

 

 

(思い出してごらんよ

エントリされた日のことを

おばあちゃんは  泣いて喜んだじゃん!)

 

 

「あっ、そうだった!

おばあちゃんも  お母さんも

泣いてた。

応援してくれとるんよ。

ここの先生たちも

応援してくれとる。

うちには、たくさん おるよね。

うちは、負けんよ。」

 

 

その笑顔は、力強く見えました。

 

 

スピーチコンテストは

来月です。

 

A子さんの伝えたい思いを

応援していきます。